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ChatGPT、会話の中で画像生成 有料版に「DALL-E 3」提供

OpenAIは、「ChatGPT」のPlusとEnterpriseにて、「DALL-E 3」による画像生成が可能になったと発表した。

ChatGPTで会話をする中で、DALL-E 3による画像の生成が可能になった。簡単に内容を説明するだけで、画像で複数の候補が用意される。

DALL-E 3は最新の画像生成AIで、印象的な仕上がりだけでなく、細部まで鮮明な高解像度の画像を生成できる。文字や顔、手などAIにとって複雑なディテールに対応するほか、幅広く詳細なプロンプトもカバーする。

生成については多重の安全システムも搭載。ユーザーに対して画像を提示する前に安全性チェックが実施され、性的な画像や誤解を招く画像などは提供されない。同様にアーティストの画風を模倣したものなども制限される。

ChatGPTにおけるDALL-E 3の採用は9月に発表済みで、10月から提供を開始するとアナウンスされていた。またマイクロソフトのBing Chatなどでも10月からDALL-E 3が利用可能になっている。

このほか、DALL-E 3で生成された画像を識別するツールも開発中で、すでに高い精度を実現しているものの、引き続き研究・開発を進めている段階としている。