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OpenAI、ChatGPTやDALL-E3の生成画像に「AI生成」を明示

OpenAIは7日、ChatGPTとAPI で生成された画像に、「C2PA」によるメタデータを追加した。これにより、画像がOpenAIの製品により生成されたものであることを示し、実際の写真ではないことを確認しやすくする。

C2PAは、コンテンツの来歴情報の標準化を行なう団体。ChatGPTやOpenAIサービスによるDALL-E3(画像生成AI)で作成した画像に、メタデータを付与することで、「AIで作成した画像」であることを示す。メタデータは削除できてしまうが、OpenAIでは、「出所を確立する手段を採用することは、デジタル情報の信頼性を高めるための一歩となる」としている。

なおメタデータ付与により、若干のファイルサイズ増加を伴うという(3~32%程度)。

また、Metaも6日に、FacebookやInstagram、Threadsに投稿されたAI生成画像を検出してラベルをつける取り組みを発表している。