ニュース

イオン、屋外広場一体型の商業施設「ノニワ」

イオンモールは、屋外で広場一体型となった商業施設の新コンセプト名称を「nONIWA(ノニワ)」とし、イオンモール羽生にて「アウトドア&スポーツパーク HANYU nONIWA」を10月14日にオープンする。

ノニワでは、「お客さまの多様な生活スタイルや趣味などに深く関わる専門店との出会い」「人と人がつながる時と場」「ここちよい広場・環境」を軸に、販売・体験・交流を通して新しい価値を提供するとしている。

「夢中がうまれる。夢中がつながる。」をステートメントに、ロゴでは人々が集い交わる「広場」をイメージした緑に、明るい陽射しが降り注ぐかのように、またスポットライトのように一人ひとりの好きに「光」があたるイメージの黄色を使用し表現している。

ノニワコンセプトの第1号としてイオンモール羽生西側に羽生「nONIWA」をオープン。アウトドア・スポーツを中心とした構成で10月14日に先行オープンし、2024年秋を予定している体験ゾーンのオープンをもってノニワが完成する。

イオンモール羽生は2007年11月にオープンし、2022年には屋内外に新たな3つのPARK(公園)設置などのリニューアルを行なった。所在地は埼玉県羽生市川崎2丁目281番地3で、隣接地域のほか、群馬県、栃木県、茨城県など、広域からの来店もあるという。

ノニワオープンにあたっては、これまで平面駐車場として使用していた建物西側エリアに、新たなPARKを設置し、北関東初出店の大型アウトドア専門店などの外部棟や、芝生・噴水のある広場を配置する。

2024年秋には、アウトドアサウナパークや、よりプライベートな空間を実現できるグランピング、ベランピング施設の導入を検討する。RVパークではキャンピングカーのレンタルや販売、キャンピングカー旅行者を対象にしたキャンプ場駐車スペース設置を行なう。そのほか、また、ドリンクやフードを提供するカフェを導入する。

アウトドア&スポーツパークの出店店舗は、アルペンアウトドアーズ、モンベル。敷地中央には誰でも利用できる広場を配置。約1,000m2の天然芝の広場や噴水、キッチンカーが設置可能な屋根付きの休憩スペースを整備する。専門店や地域団体と連携したイベントも実施予定。

また、敷地内のベンチには「かまどベンチ」を一部採用し、災害時の炊き出しなどを行なえるよう計画。将来的には、遊歩道の設置も予定している。