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Meta、新たな大規模言語モデル「Llama 2」 商用利用可でGPT-3.5に匹敵

Metaは18日(米国時間)、次世代のオープンソース大規模言語モデル(LLM)「Llama 2」を提供開始した。研究と商用向けに無償で提供する。

Metaでは3月にLlamaを研究者向けに公開していたが、Llama 2として無料で商用利用可能な形で提供を開始する。

モデルサイズは、70億(7B)、130億(13B)、700億(70B)パラメータの3種類。事前学習バージョンと会話型ファインチューニング・バージョンのモデルウェイトとスターティング・コードが含まれる。

Llama 2-Chatと呼ぶファインチューニングされたLLMは、対話のユースケースに最適化され、テストしたほとんどのベンチマークでオープンソースのチャットモデルを上回る。また、Open AIのGPT-3.5に匹敵する性能を持つとする。

また、マイクロソフトとのパートナーシップを拡大。マイクロソフトはLlama 2の優先パートナーとなり、Microsoft AzureのAzure AIモデルカタログで利用可能。さらにLlama 2は、Windows上でのローカル動作への最適化も予定しているほか、AWSやHugging Faceなどでも利用可能とする。