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GPT-4やPaLMを1カ所で使えるAIチャット「Poe」

Quoraは、複数のチャットAIを1カ所で利用できるサービス「Poe」(ポー)の日本語版を開始した。iOS、Androidのアプリ、Web版が用意されている。

「Poe」にはGPT-3.5ベースのAIのチャットボットが搭載されており、さまざまな質問に回答。得意分野が異なる各社のAIチャットボットも用意されており、「Poe」の中で切り替えて利用できる。

利用できるAIチャットボットは、OpenAIのChatGPT、GPT-4、AnthropicのClaude-instant、Claude-instant-100k、Claude-2-100k、GoogleのPaLMなど。一部はプレミアム登録をすると利用できるボットになっている。

「Poe」にはユニークな機能として、API接続を含む各社のボットからオリジナルボットを作成して、ほかのユーザーと共有できる機能が用意されている。レシピの提案、アニメの登場キャラになりきってくれる、画像生成AIのプロンプトを作ってくれるなど、さまざまなボットがすでに50万件以上作成されている。

「Poe」は2023年2月に英語版でサービスを開始。今回開始される日本語版は英語以外の言語で初のリリースとなる。Quora創業者兼CEOは、Facebookで最初の最高技術責任者(CTO)を努めたアダム・ディアンジェロ氏。