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大阪・千里丘駅直結の36階建て複合施設 27年3月完成

駅方面からの眺め

JR東海道本線 千里丘駅前(大阪府摂津市)に、駅直結の住宅や商業等からなる複合施設が建設される。地上36階の「1街区」と地上6階の「2街区」の構成。'24年4月建築工事着工、'27年3月工事完了を予定している。

摂津市では、千里丘駅西地区における駅前の交通混雑や狭あいな道路に囲まれて建物が密集しているなどの課題解消、および駅前の賑わいづくりに向けて、「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」を進め、施設建築物の建築を担う特定建築者の公募を行なっていた。

6月30日に摂津市が、大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、フージャースコーポレーション、関電不動産開発による共同企業体と、特定建築者の業務に関する基本協定を締結し、4社共同企業体を事業の特定建築者に決定した。

同事業では敷地面積約7,300m2を1街区と2街区に分け、共同住宅や商業業務施設、駐車場を開発する。

計画図

共同住宅は、駅直結の地上36階建て、総戸数335戸の高層タワーマンションで、地震や強風に強い制振構造、摂津市の木「クスノキ」をモチーフにした外観を採用する。

高層タワーマンションエントランス完成イメージ

商業業務施設は、新設される駅前広場、シンボルロードに面した配置とし、千里丘駅前への新たな賑わいの創出を目指す。

シンボルロードからの眺め

施行地区は大阪府摂津市千里丘一丁目地内、施行地区面積は約1.5ha。建築敷地面積・延床面積は、1街区が約6,180m2・約47,250m2、2街区が約1,050m2・約3,040m2。総事業費は約258億5千万円。

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