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大阪 万博記念公園駅前に1.8万人収容の西日本最大級アリーナ

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大阪府は、公募型プロポーザル方式により提案募集を行なった万博記念公園駅前周辺地区活性化事業について、契約交渉相手となる最優秀提案者を決定。最大18,000人収容のアリーナを中心に、商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅を整備する提案を採択した。

提案者は三菱商事都市開発、Anschutz Entertainment Group、関電不動産開発で構成される共同企業体。

アリーナ棟は、最大収容人数18,000人、固定観客席13,400席の「西日本最大級のスペック」という規模で、延床面積は69,550m2。開業目標を2027年秋頃とし、年間の想定来館者数約180万人を見込む。招聘交渉可能な国際スポーツ大会は、世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA公式戦など。

国際的なスポーツ大会やコンサート等が開催できる規模を持ち、広範な利用が可能な世界最先端の機能を有する優れたアリーナが提案されている点が選定理由の1つ。そのほか、ポストコロナ時代における新しいまちづくり、景観に対する配慮、スマートシティの実現に向けた取り組みや交通計画等も考慮された計画であることが評価された。

事業全体のスケジュールは、2022年に環境アセスメント開始、2023年工事着工、2027年第I期(アリーナ等)開業、以降2032年から2037年に順次開業。