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メルカリShops、刑務所で製作した商品を販売 売上は犯罪被害者支援に

公益財団法人矯正協会は、刑務所で製作した商品を「メルカリShops」で販売開始した。

「メルカリShops」は、メルカリ子会社のソウゾウによるEコマースプラットフォーム。小規模事業者などのネットショップのほか、地方自治体なども出店している。

矯正協会は、矯正行政の運営に協力し、犯罪や非行の防止に寄与することを目的として、各種事業活動を行なう団体。事業活動の一環として、刑務所で実施される刑務作業を支援している。

刑務作業で製作した商品は「刑務所作業製品」と呼ばれ、近年では「CAPIC(キャピック)」という名前で販売している。今回の取り組みでは、CAPICをメルカリShopsで販売することで、受刑者の社会復帰支援に繋げる狙い。

メルカリShopsでは、CAPICの徳利や花器、置物、洋風花台などが販売されている。

売上金の一部は今後の原材料購入資金や事業運営費用となるほか、犯罪被害者支援団体の活動資金にも割り当てられる。