ニュース

IWC「パイロット・ウォッチ・マーク XX」にシルバーダイヤル

IWCシャフハウゼンは、「パイロット・ウォッチ・マーク XX」のカラーバリエーションとして、シルバーダイヤルの2製品を追加発表した。機械式の腕時計で、価格はレザーストラップ版が726,000円、ステンレスブレスレット版が852,500円。

「パイロット・ウォッチ・マーク XX」にはこれまで、ダイヤルのカラーとしてブルー、グリーン、ブラックなどを採用したモデルがラインナップされている。新たに加わるのはシルバーメッキのダイヤルで、インデックスやアラビア数字、針の縁はブラックになっている。

75周年を迎えるIWCの「マーク」シリーズは、ブランドを代表するコレクションのひとつ。70年以上前、英国空軍のために開発された「マーク 11」が起源で、「20」を意味するローマ数字の「XX」を冠した最新の「マーク XX」は2022年に登場している。従来モデルから細部まで設計が見直され、サイドのシルエットやラグの形を変更、手首へのフィット感を向上させている。ストラップ・ブレスレットは、「EasX-CHANGE」システムにより工具不要で簡単に交換可能。交換用ストラップもさまざまな種類が別売りで用意されている。

ムーブメントは機械式で自動巻きの自社製「キャリバー32111」を搭載。シリコン製脱進機や双方向巻き上げ機構を採用、耐磁性を高めるため軟鉄製インナーケースに収まる。パワーリザーブは120時間(5日間)とロングパワーリザーブを実現。振動数は28,800振動/時、石数は21石。

ケースはステンレススチール製。風防は両面無反射加工のドーム型サファイアガラスで、急激な気圧の低下に対応するため特別な方法で固定される。防水性能は10気圧防水。大きさはケース径40mm、厚さは10.8mm。

パイロット・ウォッチ・マーク XX Ref.IW328207、726,000円
パイロット・ウォッチ・マーク XX Ref.IW328208、852,500円