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IWC、往年のインヂュニアを再解釈した新作

IWCシャフハウゼンは、スポーツウォッチの新作「インヂュニア・オートマティック 40」を発表した。ステンレススチール製3モデルとチタン製1モデルがラインナップされる。機械式の腕時計で、価格はステンレススチール製が156万7,500円、チタン製が195万8,000円。スイス・ジュネーブで開催されたイベント「Watches and Wonders 2023」に合わせて発表された。

ドイツ語とフランス語で「エンジニア」を意味する「インヂュニア」と名付けられたこのシリーズは、1955年に初代モデルが発売。技術者の仕事現場の磁場に耐えられるよう、軟鉄製インナーケースにIWC初の自動巻きムーブメントを収め、高い耐磁性能を備えていたのが特徴。

1970年代に入ると、スイス・ジュネーブの有名な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタにインヂュニアの再デザインが依頼され、1976年、現在のラグジュアリースポーツウォッチのデザインを先取りするような、大胆で独創的なデザインを採用した「インヂュニア SL」(Rf.1832)が発売された。

ジェラルド・ジェンタがデザインを手掛けた「インヂュニア SL」(Rf.1832)。1976年発売

今回発売されるモデルは、ジェラルド・ジェンタの「インヂュニア SL」からインスピレーションを得ながら、現代的に解釈され、復活するモデルとなる。

ケース全体の寸法が人間工学に基づき見直され、付け心地に影響するラグ間の距離(縦の長さ)は45.7mmに設定、細い手首でも優れた装着感が得られるという。ラグはブレスレット一体型を継承する一方、凸型だったオリジナルから凹型に変更、人間工学的により優れ、フィット感を向上させている。

ベゼル上に多角形のネジを採用した点は、オリジナルと大きく異る点。オリジナルはベゼルがねじ込み式になっており、5カ所の凹みの位置には個体差があった。新モデルはベゼルを5カ所のネジで固定するため、位置は同じで意味のあるネジになっている。

軟鉄製のダイヤルはケースデザインなどとバランスを取った「グリッド」構造を採用。アプライド・インデックスには夜光塗料が塗布される。リューズガードは新しくデザインされ、スポーティなイメージも高めている。

ケース、ベゼル、ブレスレットはポリッシュ仕上げとサテン仕上げの組み合わせで、バタフライ・フォールディングバックルを採用したことでブレスレットのデザインが強調されている。

ムーブメントは機械式で自動巻きの「キャリバー32111」を搭載。パワーリザーブは120時間。軟鉄製インナーケースが組み込まれ、耐磁性を備える。ケースは10気圧防水。

ステンレススチール製のモデルはダイヤルがブラック、シルバーメッキ、アクア(グリーン)の3色をラインナップ。グレード5のチタン製モデルは、グレーのダイヤルになる。ケース径は40mm、厚さは10.7mm。保証期間は2年間で、IWCに登録すると6年延長される。

インヂュニア・オートマティック 40、Ref.IW328901
ケースバック
インヂュニア・オートマティック 40、Ref.IW328902
インヂュニア・オートマティック 40、Ref.IW328903
インヂュニア・オートマティック 40、Ref.IW328904 チタン製モデル