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名古屋・栄の新ランドマーク「中日ビル」24年春開業

中部日本ビルディングと中日新聞社は、2024年春にグランドオープンする、名古屋・栄の新たなランドマーク「中日ビル」のロゴマークとタグラインを公開した。

中日ビルは、旧中部日本ビルディング(旧中日ビル)跡地にて開発が進められている複合施設。ショップ・レストラン、ホテル、オフィス、ホール、屋上広場などで構成される。規模は地上33階・地下5階、高さ約158m、敷地面積6,862m2、延床面積約117,000m2。所在地は名古屋市中区栄4丁目101番(地番)他。地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅から地下街で直結。

名古屋・栄の新たなランドマークとすることをコンセプトに、1966年開業の旧中日ビルで半世紀にわたって培った記憶と遺産を継承しながら、新たな魅力も取り込み、栄エリアに新たな賑わいを創出する複合ビルを目指す。

エントランス

なお旧中日ビルの閉館は2019年3月末。地下鉄栄駅に直結し、劇場、文化センター、飲食店、ショッピング街、催事場・宴会場、全国物産観光センターなどがあった。

新しい中日ビルのロゴマークは、かつてのビルのレガシーを継承しながら新しく生まれ変わる中日ビルを、上空から見たイメージとして表現。回転展望レストランをモチーフに屋上広場に引き継がれた円形デザインをグラフィックに落とし込み、新たな歴史を刻んでいきたいという思いを表している。イメージカラーのゴールドは、ビルの品格や信頼を表すと同時に、訪れる人々の心を豊かに輝かせる場でありたいという願いを込めている。

ロゴマーク

タグラインは「これからも、まちとサカエる。」。半世紀以上、栄の中心でにぎわいの拠点であり続けた中日ビルが、これからも栄という街とともに繫栄し、エリア全体の価値向上に貢献できるランドマークでありたい、という思いを込めている。

タグライン

ショップ・レストランは、地下1階から地上5階および7階で展開。気軽に立ち寄れる店からフォーマルな飲食店まで、様々な需要に応えるとともに、地下1階で栄地下街と繋がることを活かし、利便性向上だけではなく、新たな地域の賑わいとコミュニケーションの創出にも繋げる。4階と5階にはワーカーをサポートするサービス系テナントや、クリニックなどを展開する。そのほか、「中日文化センター」や「全国物産観光センター」が入居する。

ショップ&レストランフロアイメージ

6階では、多目的ホールと大小8室の会議室からなる「中日ホール&カンファレンス」を展開。ホールはセミナーや講演会、パーティー、ライブコンサートまで幅広く対応する。カンファレンスエリアは会議や研修等に利用できるほか、ホールとの一体利用も可能とし、都心型MICE機能の拠点としての役割も持たせる。

中日ホール&カンファレンスイメージ

ホテルは24階から32階。ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツからホテル名称が発表されており、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」として2024年2月に開業する。三菱地所グループ・ロイヤルパークホテルズが展開する「THEシリーズ」のフラッグシップブランド「アイコニック」の、名古屋初出店となる。ホテルではシグニチャーレストランとして「中国飯店 春秋」が出店する。

ラウンジイメージ
客室イメージ
レストラン店内イメージ

7階には屋上広場を設置。栄の街並みを一望できるウッドデッキの中央に芝生広場を配置するほか、壁面に四季の草木を施すことで緑化景観を生み出す。屋内外一体となったルーフトップテラスダイニングでは、眼下の久屋大通公園を眺めながらの飲食ができる。

屋上広場イメージ

オフィスは9階から22階。栄エリア最大級をうたう貸室面積で、ワンフロア約700坪。16階にはオフィスワーカーのための専用ラウンジを設置する。

オフィスイメージ

そのほか、中日ビルの公式サイトを4月25日に公開した。

公式サイト