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名古屋市、栄エリアに36階・200mの複合施設

名古屋市は、栄地区の中心地に位置する錦3丁目25番街区の公有地を活用した再開発について、事業候補者及び次点候補者を決定した。

事業候補者は、代表構成員が三菱地所、構成員が日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社の3社。次点候補者は、代表構成員が住友商事、構成員が名古屋鉄道、中部電力、名鉄不動産、名古屋テレビ放送、SMFLみらいパートナーズの5社。

事業候補者の計画では、ホテル、イノベーション拠点、オフィス、シアターといった文化・交流を創出する導入機能と、商業を複合し、施設全体で平日休日問わず年間を通じて安定した賑わいを形成し、栄のブランド力向上に貢献。世界中から人々が訪れ、交流することによる名古屋の国際競争力向上を目指す。

夜の景観イメージ
メインエントランス

敷地面積は4,866.40m2、建築面積は約4,300m2、延床面積は約99,500m2。階数は地上36階・地下4階、高さは約200m。基壇部となる4階に屋上広場を整備して久屋大通公園との一体的な賑わい形成を図るほか、地下街や地下鉄と直結し、地上部までのバリアフリー動線を確保する。

久屋大通公園との一体的な賑わい形成を図る
施設構成

2022年の工事着手、2026年の供用開始を予定する。市有地購入提案価額は149憶8,000万1,394円。