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マネーフォワード クラウドインボイスに請求書などの“送付”機能

マネーフォワードは、中堅・エンタープライズ企業向けの請求書受領・送付システム「マネーフォワード クラウドインボイス」の機能を強化した。請求書の「受領機能」に加えて、請求書を中心とした取引関連帳票の「送付機能」の提供を24日から開始した。

請求書など取引関連帳票の「送付機能(送付プラン)」では、請求情報のCSVや請求書のPDFのデータ等の取引関連帳票をアップロードするだけで、取引先ごとに自動で振り分けられ、ワンクリックで各取引先に応じた方法で送付できる。

送付方法は、送付先ごとにWeb・郵送・FAX('23年中に対応)・メールなどから設定可能。また、請求情報のCSVをもとに請求書フォーマットをインボイス制度に対応したものに変換できる。今後、Peppolをはじめ、業務上必要なあらゆる送付方法に対応していくとしている。

今回のサービス拡充により、請求書の受領における「受領機能(受領プラン)」と、請求書等の取引関連帳票の送付における「送付機能(送付プラン)」のどちらかを選択して利用したり、両方を合わせて利用できるようになる。ユーザーの請求業務の課題に合わせて段階的な導入ができるほか、他社の請求関連サービスや導入済の基幹システムと組み合わせた利用も可能としている。

24日時点では一部機能からのスタートとなり、5月末に正式リリースを予定している。

送付機能(送付プラン)の特長

・帳票送付業務を自動化し、業務効率化を実現
・柔軟なレイアウト設定機能により、取引先指定のレイアウトにも対応可能
・送付データの一元管理ができる
・発行した請求書等の控えを電子帳簿保存法に対応して保管できる
・インボイス制度に対応したフォーマットで発行することが可能
・利用中の販売管理システムと連携した利用が可能