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Squareリーダー(第2世代)登場 Type-Cやバッテリ強化で4980円

決済サービスのSquareは、決済端末の新モデル「Square リーダー(第2世代)」を4月20日から販売開始した。価格は4,980円。

第2世代Squareリーダーは、新たにUSB Type-C充電ポートや大きな電源ボタンを備えるなど、加盟店からの声に応えたデザイン面の改善が行なわれた。性能面では、Bluetooth 5.3 Low Energyに対応し、接続性を向上。スマートフォンやタブレットなどSquareリーダーと併用する端末とのペアリングがしやすくなったという。

また、タッチ決済(NFC)の性能向上やバッテリー寿命も強化。一度の充電で利用できる回数が以前の世代と比較して20%アップした。

対応するキャッシュレス決済は、クレジットカード(JCB以外)、電子マネー、QRコード、Apple Payなど。決済手数料はクレジットカードやPayPay、Suicaなど交通系ICカードが3.25%、iDやQUICPayが3.75%、JCBは3.95%。なお、4月28日からJCBとQUICPayは3.25%に引き下げ予定。

Square リーダー(第2世代)は、Square POSレジアプリや、Squareの各種アプリに対応。iOS 14.0以降とAndroid 7.0以降をサポートする。外形寸法は66×66×10mm。重量は56g。

また、さまざまな周辺機器と組み合わせて利用可能で、新たに発売されるBosstab社製ドック(3,599円)を使えば、カウンター上でリーダーを使いやすい位置に固定できるという。

Tap to Pay on Android、海外でスタート

また、スマートフォンをSquareの決済端末として利用可能にする「Tap to Pay」のAndroid対応も海外でスタートする。

「Tap to Pay on Android」を19日から、米国、オーストラリア、英国、アイルランド、フランス、スペインの事業者向けに提供開始する。これにより、事業者は対応するAndroidスマートフォンを使用して、クレジットカードなどのタッチ決済を安全に、Squareのアプリだけで追加費用なしで利用できるようになる。

なお、日本での展開は未定。Tap to PayはこれまでiPhone向けで海外展開されてきたが、Androidスマートフォンにも対応可能になった。

対応するアプリは、Square POSレジ、Square 予約、Square レストランPOSレジ。また、Square請求書のアプリを開き、販売内容を入力し、スマートフォンを顧客に提示するだけで決済を受け付けできる。

購入者は、タッチ決済対応マークとともに支払総額を確認し、タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカード、Google Payなどのデジタルウォレットの支払い方法を選択して決済を完了できる。