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ヤマト、6月から一部「翌々日」配送に

ヤマト運輸は、6月1日から一部区間で宅急便などの荷物の届け日数と指定時間帯を変更する。東京から四国など、従来は翌日配送だった場所の一部でも翌々日の配送となる。

東京・神奈川など首都圏と、島根(松江市、安来市)、広島(福山市のみ対象)、鳥取、岡山、徳島、香川、愛媛、高知の間の配送は、これまで翌日着指定ができたが、6月以降は翌々日の配達となる。

岩手県から滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の間の配送も同様に翌々日配送となる。

また、富山県と静岡県(浜松市、磐田市など)から福岡県への配送(片道)も翌日から翌々日配送となる。

対象となるサービスは、宅急便、宅急便コンパクト、EAZY、ネコポス、JITBOXチャーター便。変更日は6月1日発送分から。

物流業界では、2024年4月に施行される働き方改革関連法にあわせて、トラックドライバーを中心に人手不足の深刻化が見込まれている。人手不足や輸送量減少など、「2024年問題」への対策が急がれている。