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ChatGPT、Azure OpenAI Serviceで利用可能に

マイクロソフトは9日、会話型AI「ChatGPT」のプレビュー版が、クラウドサービスの「Azure OpenAI Service」で利用可能になったと発表した。料金は1,000トークンあたり0.002ドル。

ChatGPTは、'22年末の導入以降、コンテンツの要約、メールのドラフト作成、プログラミングに関するサポートなどの用途で活用されてきた。Azure OpenAI ServiceでChatGPTのプレビュー版が提供されたことで、開発者が独自のAI機能に基づく体験を自社のアプリケーションに統合できるようになる。

例えば、既存のボットを強化して予期せぬ質問に対応する、コールセンターの会話をサマリーして問い合わせを迅速に解決する、新しい広告コピーを作成する、クレーム処理を自動化するといった利用が想定される。

また、Azure OpenAI Studioのノーコードアプローチにより、新しいアプリやソリューションも構築可能。ChatGPTをカスタマイズし、組織のポリシーに沿った応答を設定するための独自インターフェイスなども提供する。