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日暮里から1駅・三河島に多目的アリーナ擁する43階建て複合施設

東京都は、常磐線で日暮里から1駅の三河島駅前に地上43階・地下1階、高さ約160mの複合施設開発を行なう再開発組合の設立を認可した。2024年12月着工、2028年3月竣工予定。

三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業として計画されている、良好な都市型住宅の供給、商業・業務、公益施設(多目的アリーナ)等都市機能の集積を図る複合施設。駅前にふさわしい複合市街地の形成を目指す。

施行地区は東京都荒川区西日暮里一丁目地内、地区面積は約1.5ha、延べ面積は約91,297m2

同事業では防災性向上も目指し、建築物の不燃化や狭隘道路の拡幅整備等を行なう。また、多目的アリーナを2階レベルに配置し、あわせて防災備蓄倉庫を設置するなど、浸水時等における避難スペースとなる施設とする。

敷地外周部への歩道状空地や広場の整備、緑化により、ゆとりある都市環境を創出するとともに、外周道路を無電柱化することで、安全で快適な歩行者空間の形成を図る。