いつモノコト
旅行のカバンが軽くなる。フィリップスのコンパクトシェーバーが便利
2026年2月22日 09:00
旅行や出張の準備をしているとき、意外とかさばって場所を取るのが電動シェーバーです。筆者は2018年からフィリップスの「9000シリーズ(S9511/26)」を愛用してきましたが、剃り味には満足していても、持ち運ぶとなると専用ケースを含めたサイズ感が気になっていました。
くわえて、長く使っているとヘッドの形状が古くて最新の替刃が使えないといった、長く愛用しているからこその悩みも出てきます。
そこで、旅先へ身軽に持っていけるコンパクトなものを探すことにしました。パナソニックの「ラムダッシュ パームイン」も候補に挙がりましたが、最終的に選んだのはフィリップスの「コンパクトシェーバー 700シリーズ(S791/06)」。購入当初、セールで約2万円と手に取りやすい価格だったことや、使い慣れた回転式という点が決め手になりました。
ボタンのないスワイプ操作が新鮮
手のひらにすっぽり収まるサイズ。デザインもすっきりしている
箱から出してまず驚いたのが、そのサイズ感です。本体サイズは88×59×34mmと、まさに手のひらサイズ。重さも約150gと軽く、これまでの9000シリーズに比べると圧倒的にコンパクトで軽量です。
カラーはAmazon限定のアッシュゴールド。高級感があってかっこいいですが、シンプルなカラーがよければブラックとシルバーも選べます。
面白いのが電源の入れ方です。このモデルには物理的なボタンがなく、本体正面のセンサーをスワイプしてオン・オフを切り替えます。
正直「普通のボタンでも良かったのでは?」と思う瞬間もありますが、慣れてしまえば特に不便はありません。むしろ、ボタンがないことでカバンの中での誤作動を防ぎやすいというメリットも感じています。
静かなのに剃り心地はしっかりフィリップス
実際に使ってみて一番感動したのが、動作音の静かさです。これまで使っていた9000シリーズの一番弱いモードよりもさらに静かで、早朝や深夜のホテルでも、隣で寝ている家族や隣室を気にせず使えるほど。
音が静かだとパワー不足かなと不安になりますが、実際に剃ってみるとその心配は無用でした。この700シリーズ、コンパクトながら刃の設計は妥協されておらず、最新のフラッグシップモデルと同じ刃を採用していて8年前の9000シリーズよりもよく剃れます。交換用の替刃も最新の9000シリーズと共通なので、長く使い続けられる安心感があるのも嬉しいポイントです。
もちろん、回転刃が3つあるスタンダードなモデルに比べれば、一度に剃れる面積が少ないので時間は多少かかります。しかし、ヘッドが小さいからこそ、鼻の下や顎のラインといった細かい部分の取り回しはすごくスムーズです。
IPX7相当の防水仕様で本体を丸洗いできるのはもちろん、お風呂シェーブにも対応しています。とにかく深剃り早剃りがいいという方には物足りないかもしれませんが、肌への優しさと持ち運びやすさを重視するなら、メインとしても十分いける実力があると感じました。
さらに、ヘッドを付け替えることで鼻毛トリマーとして使えるのも嬉しいポイント。荷物を最小限にしつつ、髭剃りついでに鼻毛もケアできるのは便利です。
専用ケーブルがいらないQi充電が便利
もう一つ、使い勝手の面で助かっているのが、ワイヤレス充電(Qi)への対応です。欲を言えば本体に直接USB-Cポートがあれば最高でしたが、そこをQi対応がしっかりカバーしてくれています。
手持ちのワイヤレス充電パッドに置くだけで充電できるので、普段の充電環境をそのまま使えます。筆者は旅先のホテルではワイヤレス充電パッドを含む充電ステーションを構築するので、その環境とも相性がいいです。
ただし、Qi充電の場合はフル充電に約2時間かかります。バッテリー残量がない状態で旅先に持っていくことはないと思いますが、専用ケーブルによる充電の場合は約60分でフル充電ができますし、約5分の充電でシェービング1回分充電できるクイックチャージモードがあるので自身の使い方にあった充電方法を選ぶのがいいでしょう。
旅の身だしなみをスマートにしてくれる一台
気になる点がまったくないわけではありません。付属のケースは四隅が開いたデザインになっていて、カバンの中で他の荷物と擦れて傷がつかないか少し気を使います。できれば全体を覆うタイプだとより安心だったというのが正直なところ。
とはいえ、この圧倒的なコンパクトさと静音性、そしてワイヤレス充電の便利さは、それ以上のメリットがあります。
普段からフィリップスを愛用している方はもちろん、出張が多くて場所を選ばずスマートに身だしなみを整えたいという方にとって、間違いなく買ってよかったと思える製品でしょう。








