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バクラク、インボイス制度対応ロードマップを公開

LayerXは29日、「バクラク」シリーズにおけるインボイス制度対応方針と開発ロードマップを公開。'23年10月にスタートのインボイス制度に向け、請求書処理や経費精算等の業務をスムーズに対応できる機能を強化していく。

「バクラク請求書」ではすでに、請求書等に記載の適格請求書発行事業者番号をAIが読み取り正しい番号か判定する機能や、取引先マスタ上で取引先が適格請求書発行事業者かを自動判定する機能を実装している。今後、バクラク請求書以外の申請・経費精算等のプロダクトにおいても、'23年前半にかけてインボイス制度対応機能を拡充していく。

バクラク請求書は支払調書作成強化

また2日には「バクラク請求書」において、「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」(支払調書)の作成補助機能を強化した。これにより、年末年始に発生する経理業務の負荷軽減を図る。

支払調書作成補助機能を強化したことで、支払調書の作成・発行業務の負荷を軽減。取引先マスタで、取引先の住所を登録できるようになり、郵便番号を入力すると、町名まで、住所が自動で入力補完。CSVインポートで一括で住所を取り込める。

freee 会計を利用している場合は、バクラク請求書でfreee 会計とのマスタデータを同期。freee 会計の取引先マスタに登録している住所情報が、バクラク請求書の取引先マスタに同期される。同様に、バクラク請求書の取引先マスタに取引先住所を登録すると、freee 会計の取引先マスタに自動で住所情報が同期される。

勘定奉行クラウドを利用している場合も、勘定奉行クラウドとのマスタデータ同期により、勘定奉行クラウドの取引先マスタに登録している住所情報が、バクラク請求書の取引先マスタに同期される。

さらに、源泉所得税レポートのCSV出力機能を強化。支払調書の作成に必要な情報が出しやすくなった。源泉所得税レポートで、取引先別・支払月別の費用額・源泉所得税額に加え、新たに取引先別の住所・法人番号も出力可能とした。