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メルカリ、マンションの宅配ボックスから発送に対応

'24年3月までに全国3000のマンションに

メルカリと宅配ボックスのフルタイムシステム、ヤマト運輸は、メルカリで売れた商品を「らくらくメルカリ便」を使ってフルタイムロッカーから発送できる機能を24日から順次提供開始する。2024年3月までに全国3,000棟(約30万戸)のマンションでの導入を目指す。

らくらくメルカリ便は、アプリ上で配送用のコードを生成し、宛名書き不要、レジでの会計不要で発送できるサービス。2015年4月にサービス開始以来、メルカリで多く利用される配送方式になっている。ネコポス、宅配便コンパクト、宅急便など対応サイズも多く、対応拠点は全国41,000以上。

フルタイムシステムは、マンションを中心に宅配ボックス「フルタイムロッカー」を展開している。今回フルタイムロッカーが、らくらくメルカリ便に対応することで、自宅マンション内で好きな時間に、非対面で配送手配を完了できるようになる。

発送方法は、メルカリで出品し、配送方法に「らくらくメルカリ便」を選択、発送方法に「宅配ロッカーPUDO」を選択する。取引成立後、梱包(発送伝票は不要)し、取引内容を「フルタイムロッカー」に入力、ロッカーのボックス内に商品を入れる。ヤマト運輸がフルタイムロッカーから荷物を集荷し、発送手続きが完了する。

なおフルタイムロッカーでは、1月に「ヤフオク!」と「PayPayフリマ」での非対面発送サービスを開始している。