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メルカリ、クレジットカード事業に参入

写真はメルペイのバーチャルカードのもの

メルカリは、メルペイの与信事業の強化に向けて、クレジットカード事業に参入する。事業開始は11月中を予定しており、11月8日に詳細を発表する。

メルペイでは、属性データに基づく与信ではなく、「メルカリ」の利用実績等に基づく独自の与信を活用した後払い決済サービス「メルペイスマート払い」や少額融資サービス「メルペイスマートマネー」などを展開している。特にメルペイスマート払いは、自分で利用上限金額を設定でき、メルカリの売上金で清算できるなど、利用と支払いの管理のしやすさで好評という。

こうしたメルペイ独自の特長を持つ与信事業をさらに拡大するため、クレジットカード事業へ参入。メルカリグループの強みを活かしながら、メルペイの与信事業をより多くのユーザーに拡大し、マーケットプレイスにおける商品の売買、Fintechにおける決済・与信の連携を強化し、グループシナジーの最大化を目指す。

なお、クレジットカード事業の展開を含めたメルカリグループ日本事業のFintechの今後の戦略については、11月8日に開催予定の「メルカリ Fintech事業戦略発表会 2022」で発表する。