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トヨタ、クルマに後付け可能な純正車いす収納装置。電動で簡単収納

トヨタ自動車は、既販車に後付けで装着できる純正の福祉用品「いつでもウェルキャブ」の車いす収納装置の販売を開始した。価格は149,600円。8月発売の新型シエンタ向けから販売し、11月以降は従来型シエンタやアクア、ヤリス、2023年1月以降にプリウス、ルーミー/タンクなどの車種に順次対象を拡大予定。

車いす収納装置は、力が弱く車いすを持ち上げるのが困難な人でも電動で車いすをラゲージに収納できる装置。「いつでもウェルキャブ」の車いす収納装置は、ユーザー自身で装置の着脱が可能で、使用しない時は取り外すことができる。

いつでもウェルキャブシリーズでは、8月に助手席ターンチルトシートも販売を開始。座席が回転し傾くことで足を地面に付けたまま、跨がずに乗ることが可能になるシートを後付けできる。価格は149,600円。従来型シエンタなどの従来車種に対応し、新型シエンタには今後対応予定。

また、豊通オールライフと共同でレンタルサービスも一部地域で10月1日から順次開始する。対象地域は、宮城県、山形県(山形市)、福島県(福島市内・いわき市)、岩手県(一関市)、栃木県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、京都府、奈良県、和歌山県(和歌山市)、滋賀県(大津市)、大阪府、兵庫県(神戸市・姫路市・西宮市 等)、福岡県、佐賀県。