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iPhoneのウィジェットで「電気ひっ迫予報」 Nature Remoアプリ

Natureは、「Nature Remoアプリ」をアップデートし、居住地域の電力エリアの当日の電力ひっ迫状況(使用率)を確認できる「電気ひっ迫予報」ウィジェットを、iOS向けにリリースした。

Nature Remoアプリは、スマートリモコン「Nature Remo(ネイチャーリモ)」のスマートフォンアプリだが、ウィジェットはNature Remoを持っていなくても利用できる。

アプリの電気ひっ迫予報は、電力広域的運営推進機関(OCCTO)のWebサイトに掲載されている情報に基づき、国内全10カ所の電力エリア(北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄)の電力ひっ迫状況(使用率)をエリア別でウィジェットにて表示する。

電力使用率予報が92%未満は緑色、92%以上97%未満は黄色、97%以上は赤色で表示。資源エネルギー庁が発令する「電力需給ひっ迫注意報」「電力需給ひっ迫警報」の基準や、各社が需要と供給のバランスを調整するデマンドレスポンスプログラム発動条件を踏まえての表示で、電力需給がひっ迫する時間帯を把握し、節電の参考にできる。

電力ひっ迫が予想される時間を意識して電力を使用すると、ピークカット(電力需要のピークを低く抑える)やピークシフト(電力需要のピークを別の時間帯に移動させる)が起こり、電力需給ひっ迫解消のために追加稼働する火力発電量の減少に寄与し、発電の脱炭素化にも繋がるとしている。

Natureでは、「Nature Remo E」「Nature Remo E lite」と連動した電気料金の見える化、関西電力との「夏の節電プロジェクト2022」をはじめとしたDRプログラムとの連動など、電力需給ひっ迫への対応策を打ち出している。