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ヤフー、電力ひっ迫注意報をプッシュ通知。対策ページ公開

10の節電メニュー

ヤフーは、電力需給のひっ迫状況を受け、「電力需給ひっ迫注意報」の発令状況や電力需給情報、家庭でできる節電方法など、電力需給ひっ迫に関する最新情報をまとめた特設ページを公開した。

政府が7月1日に、7年ぶりとなる全国を対象とした節電要請を行なったことを受けての取り組み。

電力広域的運営推進機関によると、今年度の夏季(7月)は、東北・東京・中部エリアで電力の最大需要が発生した際、電力の余力を示す「予備率」が3.1%になると想定されており、2017年度以降でもっとも厳しい見通しとなっている。また、冬季(2月)は北海道、東北を除く全国7エリアで、予備率が安定供給できる基準の3.0%を下回る見通しが出ており、いまから国民一人ひとりの節電への意識を高めることが課題となる。

特設ページ「電力需給ひっ迫 使用状況や節電方法」では、家庭でできる節電対策として「エアコン」「冷蔵庫」「照明器具」などの使用における10の節電メニューをビジュアルで紹介。また居住地域の電力情報がすぐに確認できるよう、各電力会社の電力需給情報ページへのリンクを設置。さらに気象情報や電力需給に関する最新ニュース、停電が起きた際の対策など、電力状況や電力不足に伴う留意点などをわかりやすくまとめている。

電力ひっ迫の危機感が高まる際には、随時最新情報やコンテンツを追加・更新予定。

「Yahoo!ニュース」では、「Yahoo!ニュース トピックス」にて、電力需給ひっ迫に関するニュースをはじめ、熱中症に配慮した節電に役立つ身近なコツ、現状や背景を解説するニュースを、グラフィックとともに届ける。同時にオリジナルコンテンツ「夏の電力不足はどうなる?」においても、電力不足の背景と具体的な対策を、専門家の監修のもと、グラフィックを用いながらわかりやすい構成で紹介する。

また、「電力需給ひっ迫準備情報」「電力需給ひっ迫注意報」など、ユーザーの生活への影響が大きいと見込まれる情報は、Yahoo! JAPANアプリやYahoo!ニュースアプリのプッシュ通知で知らせる。さらに、Yahoo!検索では、「節電」「電力需給ひっ迫注意報」などと検索すると、検索結果上に対策や予備知識などの情報を表示する。