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板橋駅西口に38階・142mの複合施設

東京都は、板橋駅西口地区市街地再開発組合の設立を7月29日に認可した。住宅、商業・業務機能等を導入した地上38階・地下2階、高さ142mの複合施設開発が進められる。2023年度工事着手、2026年度竣工予定。

施行地区は東京都板橋区板橋一丁目地内。複合市街地の形成とともに、駅前広場に隣接した緑豊かな広場の整備や建築物への立体的な緑化を実施する。また、道路に面する敷地外周部に歩道状空地を整備するとともに、地区内および周囲の無電柱化を実施。安全で快適な回遊性の高い歩行者ネットワークを形成する。

位置図

地区面積は約0.6ha。38階建てで住宅、店舗、事務所、公益施設、駐車場を用途とするA街区と、6階建てで店舗、事務所を用途とするB街区を開発する。延べ面積はA街区が約44,360m2、B街区が約1,495m2

防災対応力強化に向けた帰宅困難者受入れスペースや防災備蓄倉庫の整備、環境負荷低減に向けた最新の省エネルギー技術の導入等も計画する。総事業費は約297億円。