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虎ノ門駅直結の29階・180m複合ビル。26年度竣工

虎ノ門一丁目の約1.1haの計画区域内に、新たなランドマークとなる延床面積約12万m2の「駅と一体となった国際的なビジネス交流拠点」となる複合ビルが開発される。階数は地上29階・地下4階、高さは約180m。2023年度着工、2026年度竣工予定。

虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合と、中央日本土地建物、都市再生機構、住友不動産の参加組合員3者は、「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」において、東京都知事より再開発組合の設立認可を受けた。

所在地は東京都港区虎ノ門一丁目4番、5番、8番(地番)。同事業では、オフィス、商業および産学官連携を目的としたビジネス創出・交流支援機能などから構成される複合施設整備と、東京メトロ銀座線 虎ノ門駅と周辺街区を結ぶ歩行空間の整備をはじめとする都市基盤の拡充を進める。

位置図
配置図
断面イメージ

国際競争力向上に資する都市機能として、産学官の垣根を越えたビジネスの創出と交流を支援する「(仮称)虎ノ門イノベーションセンター」を整備。中央官公庁街である「霞が関」に近接する立地特性を活かし、社会課題解決に向けた官民連携の交流機能も内包する。

歩行空間等については、虎ノ門駅や、周辺施設と一体となる交通ネットワークを整備し、利便性が高く安全な歩行者空間を創出。あわせて、緑とにぎわいのある交流空間としての広場などを整備する。

地下イメージ

防災機能として、帰宅困難者を受け入れるスペースを確保するとともに、災備蓄倉庫及び72時間分の電力供給が可能な非常用発電設備を整備する。

敷地面積は約6,400m2、延床面積は約120,700m2。総事業費は約1,084億円。