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クラウド請求書受領「Bill One」と「freee会計」がAPI連携開始

Sansanとfreeeは、クラウド請求書受領サービス「Bill One」と会計ソフト「freee会計」のAPI連携を発表し、12日から提供開始する。これにより、Bill Oneで受領した請求書情報から作成した仕訳データを、freee会計にAPI連携できるようになり、経理業務のデジタル化や、月次決算の加速を実現する。

Bill Oneは、請求書をオンラインで受領・データ化できるクラウド請求書受領サービス。'21年10月には、受領・データ化された請求書情報を基に仕訳データを作成できる機能を追加している。

今回のAPI連携により、Bill Oneで受領した請求書を基に作成した仕訳データを、freee会計へ連携できるようになる。 freee会計に事前設定されている勘定科目や取引先などのマスター情報をBill OneにAPI連携できるため、連携のために別途マスター情報を作成する必要はない。

ユーザーは、請求書情報入力時の記入ミスを減らせるほか、請求書の受け取りから各種書類の作成までをクラウド上で行なえるため、請求書の開封のための出社を減らせるという。

対象となるのは、Bill Oneとfreee会計の契約者。Bill Oneでは従業員100名以下の法人を対象に初期費用・月額費用ともに無料の「スモールビジネスプラン」を提供しており、従業員100名以下のfreee会計ユーザーは、Bill Oneとの連携機能を無料で利用できる。あわせて、freeeアプリストアにおいてBill Oneの掲載を開始している。