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Oculus Quest 2、UIを整理・刷新するv37ソフトウェア

Oculus Quest 2

Meta(旧Facebook)のReality Labsは、VRヘッドセット「Oculus Quest 2」向けに、v37ソフトウェア・アップデートの提供を開始した。ユーザーには順次配信される。

3D表示できるBluetoothキーボードを追加

v37ソフトウェアでは、Bluetoothキーボードをペアリングして使用するだけでなく、VR空間に表示もできる機能に、AppleのMagic Keyboardが追加される。テスト機能の項目でペアリングが可能。これまではロジクールのK830が対応していた。

スマホからURL共有

Androidスマートフォンのユーザー向けに、WebサイトのURLをシームレスに共有できる機能が追加される。スマホのブラウザやOculusのスマホアプリを経由して、ヘッドセットにURLを転送できる。自身が外出中などヘッドセットがオフラインの場合は、後から確認することも可能。将来的にはiOS向けにも同様の機能が提供される予定。

UIに選べる2つのモード

ヘッドセットのホーム画面に表示される2Dパネルについて、タブレットモード、デスクトップモードという2つのモードが実装される。タブレットモードは作業に集中しやすいコンパクトな表示で、2Dパネルが1つのウィンドウにクローズアップして表示される。デスクトップモードはより大きく、より遠くにも再配置が可能で、マルチタスク(テスト機能として提供)にも最適としている。

ストアやブラウザなどを含む、すべての2Dパネルは、選択されているモードで開かれ、インターフェースに一貫性が提供される。2つのモードはいつでも簡単に切り替えが可能。

ハンドジェスチャー

クイックアクションメニューがハンドジェスチャーで利用できるようになる。手のひらを上にしてつまむような動作をすると、ショートカットメニューが現れ、スクリーンショットの撮影や音声コマンドの起動といった機能を簡単に実行できる。

起動後のエクスプローラーもリニューアル

ヘッドセットの起動時に表示されるエクスプローラーのページが更新される。最新のゲームやアプリ、メディアの紹介に加えて、フィットネスや生産性のセクションが用意される。友達の近況、スマホから共有したURLの確認も行なえる。

起動時に表示されるエクスプローラーのページが更新