ニュース

貝印、食品包材開封時の異物混入を防ぐ「フックナイフ」

貝印は、食品工場での包材切断に向けた「異物混入対策フックナイフ」を、2月に発売する。貝印からの出荷は1カートン(200本入)単位、価格はオープン。

袋を立てた状態で開封するリキッド状、パウダー状の食品原料を開封する際の異物混入対策を目的として開発した商品。作業者の技量や熟練度の影響を受けることなく、ワンストロークで袋を開封できることから、食品工場での包材開封工程における、包丁、ペティナイフ、ハサミ等での二度切り(一度で切れずに切り直す)による包材片の異物混入を防ぐ。

手や指が刃に当たらないセーフティ構造も特徴。作業者の手や指をケガから守り、食品および工場の汚染防止に効果があるとしている。

現場での識別管理を容易にするため、青、緑、黄の3色のハンドルを用意。ナイフを定期交換で取り換える作業環境や、食材別での使い分けをしやすくしている。

サイズは40×138×7mm(幅×長さ×厚み)、重量は12g。刃体はステンレス鋼、本体はPP樹脂(ポリプロピレン)。