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山形の地域連携ICカード「チェリカ」、5月14日スタート

yamako cherica(左)とshoko cherica

山交バスと庄内交通は、「地域連携IC カード cherica(チェリカ)」のサービスを5月14日から開始する。また、山交ハイヤー(山形空港シャトル)、米沢市(米沢市民バス)も新たに運行事業者として追加。山形市コミュニティバス東部および西部循環線(ベニちゃんバス)に加え、両事業者が運行する路線も同時にサービスを開始する。

chericaは、山交バス、庄内交通、山交ハイヤー、山形市、米沢市の対象路線バスの乗車券や定期券、各種ポイント付与などの地域サービスと、SuicaエリアおよびSuicaと相互利用を行なっているエリアで利用可能な乗車券、電子マネー利用が1枚で利用可能な2in1カード。

ICカードは、山交バス発行の「yamako cherica」、庄内交通発行の「shoko cherica」の2種。それぞれ対象バス路線は異なるが、ICカードの利用自体はどの路線でも可能。定期券や交通ポイント発行等の業者独自サービスの相互利用のみができない。

対象バス路線は下記の通り。

yamako cherica

・山交バスが運行する路線(予約が必要な長距離バスを除く)
・山形市コミュニティバス東部および西部循環線(ベニちゃんバス)
・山形空港シャトル(山形駅~おいしい山形空港)
・米沢市民バス

shoko cherica

・庄内交通が運行する路線(予約が必要な長距離バスを除く)

価格は1,000円~10,000円で、いずれも500円のデポジット込み。デポジットはカード返却時に返金される。チャージの上限は2万円で、各社cherica取扱窓口で1,000円単位でのチャージが可能。無記名式と記名式を選択可能で、記名式は氏名や性別、電話番号等の情報登録が可能だが紛失時に再発行できる。

チャージ金額で対象のバス路線を利用すると、利用運賃に応じて交通ポイントを付与。貯まった交通ポイントは利用運賃と同額まで達した場合、自動で交通ポイントから運賃が差し引かれる。付与されるポイントは運賃の3%+累計利用金額(運賃)5,000円毎に350ポイント。5月14日から9月30日までは運賃の10%をポイントとして付与するキャンペーンも実施する。

ポイント付与可能なバス路線は下記の通り。

yamako cherica

・山交バスが運行する路線(予約が必要な長距離バスを除く)
・山形市コミュニティバス東部および西部循環線(ベニちゃんバス)
・米沢市民バス

shoko cherica

・庄内交通が運行する路線(予約が必要な長距離バスを除く)