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ビジネスカードもバーチャルに。三井住友ビジネスパーチェシングカード

三井住友カードは、非対面決済専用の法人カード「三井住友ビジネスパーチェシングカード」の発行を開始した。プラスチックカードを発行せず、年会費無料。会社名、部署名、支払費目名など任意の名義で複数枚発行できる。カードブランドはVisaで、利用可能枠(ショッピング)は最大200万円。

同社は大企業向けに、プラスチックカード不発行の「三井住友パーチェシングカード」を提供してきたが、企業のネット広告やクラウドサービスの利用が増加し、オンライン決済の機会や法人カードを希望する企業が増えるなか、新たな法人カードの提供で中小事業者のBtoB決済時の課題を解決し、経費精算の効率化やDX推進をサポートするねらい。

また、「三井住友ビジネスカード」において経費精算システムへのデータ連携に対応した。これにより、作業者が直接入力することなく経費精算システムに自動で取引内容が記録されるため、事務効率化や生産性向上が実現する。今回発行するビジネスパーチェシングカードについても、'22年3月末にデータ連携対応を予定する。

合わせて、法人カードのオンライン申し込みと入会後の管理をWeb上で行なう「SMCC Biz Partner」の提供を開始。SMBCクラウドサインが提供する電子契約サービスによりペーパーレスでの契約・カード発行を実現する。