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ゴールドウイン、羽毛に代わるリサイクル素材「ENERGY COCOON」
2021年11月12日 12:27
ゴールドウインは、出願中の特許技術を使用した羽毛を代替するリサイクル新素材「ENERGY COCOON(エナジーコクーン)」を開発し、今冬の新製品に採用した。
同社は2018年より、天然動物由来の羽毛に代わり、ダウンのような膨らみとあたたかさを実現する新素材の研究開発を進めていた。その中で、リサイクル原料を使用した2種類の異なる大きさの粒わたを開発し、ダウンに近い風合いや膨らみを実現した。一般的な粒わたと比べてダマになりにくく、衣服内のわたの偏りを軽減するほか、繊維内に光電子を練り込むことで得られる遠赤外線効果により、直接人体を「保温」することで快適なぬくもりを生み出すという。
ENERGY COCOONは、「GRS(グローバル・リサイクルド・スタンダード)認証」も取得。リサイクル製品に関する第三者認証の要件を設定した国際的な基準で、製品のリサイクル含有物を検証し、環境配慮など社会的責任を果たした上で生産されているかを認証する。廃棄以外の扱いができない素材の再利用をリサイクルと定義付け、廃棄物の回収から製造、最終製品の販売までの過程を審査する。
採用製品は、ゴールドウインが展開する4ブランド、「DANSKIN」「ellesse」「canterbury」「Black&White」の一部製品。今後も引き続き、2022FWシーズンに向け、素材の更なる機能向上を図り、採用ブランドを増やす予定。
DANSKINからは、「SIDE OPEN FLARE SKIRT」が41,800円、ellesseからは「Play Set Insulation Jacket」が27,500円、canterburyからは「halfTen DEFENDER PUFF BLOUSON DWR CORDURA with ENERGY COCOON INSULATION」が46,200円、Black&Whiteからは「光電子ECOパデットブルゾン」が42,900円で発売される。
