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ARでリアルなWeb会議「Webex Hologram」 Hololensなど対応

Ciscoは26日(米国時間)、Magic LeapやMicrosoft HoloLensなどのARヘッドセットを使ったWeb会議を実現する「Webex Hologram」を発表した。事前参加プログラムの申込みを受け付けている。

ビデオ会議/コラボレーションツールの「Webex」とARヘッドセットを連携し、オンラインミーティングにおいて、3Dオブジェクトを空間に浮かべて共有し、立体的なコミュニケーションを行なうことで、対面でのコラボレーションとのギャップを解消するという。

Webex Hologramでは、人物のリアルでリアルタイムなホログラムを表示し、あたかもその場にいるかのような臨場感を実現。参加者はアバターを使う場合と異なり、リアルな体験ができ、トレーニングなどの際に大きな違いをもたらすという。

Real-time, holographic collaboration solution | Webex Hologram

また、実際のもの(実物)とデジタルコンテンツを組み合わせたプレゼンテーションが可能。自動車メーカーを例に挙げると、ARで共有されたクルマの物理的なプロトタイプを見ながら、エンジンや足回りを調べたり、フィードバックできる。また、クルマのデザインレンダリングなども共有可能。1対多のプレゼンテーションも行なえる。