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新幹線オフィス本格導入。東北・北陸・上越新幹線

第1回実証実験の様子(2月)

JR東日本は、11月22日からWeb会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を、東北・北陸・上越新幹線でスタートする。平日限定で土日や年末年始などは対象外。また、席予約はできず、空席を利用する形となる。追加料金は不要。

東北・北海道・北陸・上越新幹線(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)の全列車、全区間の8号車を「新幹線オフィス車両」として利用。通話やWeb会議などにも対応する。在宅ワークの普及により、都心部から地方へと居住エリアが拡大するなか、新幹線による都心への新たな移動スタイルを見据えた施策となる。

第2回実証実験の様子(6-7月)

一部列車ではWi-Fiルーターなどを有料で貸し出し。また、新幹線オフィス車両利用者を対象に、個室オフィスの時間貸しサービス「STATION BOOTH」や「BECK’S COFFEE SHOP」のコーヒーのサブスクリプションサービスも期間限定で販売予定。

新幹線オフィス車両のスタートを記念したキャンペーンも実施。平日の閑散時間帯に「タッチでGo!新幹線」「新幹線eチケット」で新幹線オフィス車両を利用した人を対象に、抽選でJRE POINTを追加で付与するもの。詳細は後日発表する。