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G-SHOCK、初代モデルなど8機種にレストアサービス

カシオ計算機は、G-SHOCKの初代モデルである「DW-5000C」を含む8機種を対象に、傷や経年劣化で傷んでいる外装や電池を交換するレストアサービスを期間限定で実施する。受付期間は10月5日~2022年1月18日。申し込みが多数の場合は早期に終了する場合がある。料金は10,560円。返却送料は別途必要。

保守対応を終了している中でも要望が多いという、G-SHOCKの初代モデルを含む1980~90年代の8機種を対象に提供される期間限定のレストアサービス。対象は1983年発売の「DW-5000C」をはじめ、「WW-5100C」(1983年)、「DW-5200C」(1984年)、「WW-5300C」(1984年)、「DW-5600C」(1987年)、「DW-5800C」(1987年)、「DW-1983」(1993年)、「SWC-05」(1994年)。

左から「DW-5000C」(1983年)、「WW-5100C」(1983年)、「DW-5200C」(1984年)、「WW-5300C」(1984年)
左から「DW-5600C」(1987年)、「DW-5800C」(1987年)、「DW-1983」(1993年)、「SWC-05」(1994年)

レストアサービスでは、ベゼル、バンド、電池が交換される。風防は対象外。

外装については、レストアサービスで用意されるのは樹脂の色がブラック、ロゴなど文字の色埋め色はグレーという組み合わせのパーツのみ。このため、レストアサービスに預けるモデルがカラーバリエーションモデル(ブラック以外のモデル)の場合、色が変更になる点は留意しておく必要がある。

ベゼルを固定するネジの頭部は、交換後はプラス(+)のみになる。電池交換後の防水検査は「日常生活用防水」レベルでの実施になる。

スタンドとしても利用できる、レストアサービス専用のパッケージに入れて戻される。パッケージには初代モデルの開発者である伊部菊雄氏のメッセージ・サインがプリントされる。

レストアサービス専用のパッケージ

カシオでは2018年11月~2019年1月にかけて、同様のレストアサービスを実施。この時の対象機種は「DW-5000C」「DW-5600C」の2機種だったが、2回目となる今回は対象機種が拡大された形。

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