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「攻撃的なコメント禁止」。Yahoo!ニュース、コメント欄に注意書き追加

Yahoo!ニュースは、10月1日にコメント投稿数が急増し、不適切な内容が散見されたことを受け、記事ページやコメント欄の上部など目立つ場所に注意書きを追加した。ユーザーへ協力を要請するとともに、パトロールを強化する。

Yahoo!ニュース コメントポリシーには、人権侵害や誹謗中傷、ヘイトスピーチ、不快な内容を含むコメントなどの禁止行為を明示。事前抑止に努めるとともに、投稿された場合でも専門チームによるパトロールと、機械学習での自動検知で24時間365日対応している。

またAI判定モデルを用いて、「不適切である可能性が高い」と判定されたコメントを複数回にわたって投稿しているユーザーに対しては、コメント投稿時に注意メッセージを掲出する取り組みをしている。今回さらに注意メッセージを掲出する対象ユーザーを広げた。

注意メッセージの掲出は2020年7月から行なっており、開始直後の8月と比較して4カ月後の12月には、不適切なコメントを繰り返し投稿しているアカウントは13.5%減少し、一定の効果がみられたという。

不適切な投稿を繰り返すユーザーは、以降の投稿ができなくなるよう「投稿停止措置」をとる場合もあり、Yahoo!ニュースではルールにのっとった利用を改めて呼びかけている。