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コニカミノルタ、横浜にLEDドームのプラネタリウム 「今までにない没入感」

コニカミノルタプラネタリウムは、横浜市西区高島に建設中の「横濱ゲートタワー」に2022年3月開業予定の施設名称を「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」に決定した。LEDドームを使用したプラネタリウム施設で、従来のプロジェクター方式では不可能だった表現を実現する。

都会のオフィスビルにありながら、自然を満喫できるグランピングのような「星空」体験を提供するというプラネタリウム。都会にいながら緑を感じられる「横濱ゲートタワー」に合わせ、施設のロビーも地球上の緑や自然を感じられるデザインとし、宇宙空間を感じさせるドーム内へつながる一連の空間づくりを意識してデザインされた。

施設にはLEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を導入。現在主流となっているプロジェクターによる投映方式とは異なり、自発光するLED素子を利用した映像システムになる。

プロジェクターの光をドームに投映するプロジェクション方式では、映像がスクリーン上の反射光であるため、輝度と映像品質に限界があった。DYNAVISION-LEDでは、スクリーン上に自発光のLED素子を配置するため、従来よりも高輝度、高色域を実現できる。これにより、今までは表現が難しかった、抜けるような青い空や海、真っ赤な夕焼け、輝く星空なども再現できるほか、奥行きが感じられることで没入感が増し、今まで以上に本物に近い表現が可能になる。

LEDドームシステムのパネルの一部分

なお、10月27日には、DYNAVISION-LEDを使用した「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」が名古屋市西区の「イオンモール Nagoya Noritake Garden」で開業する予定。