ニュース

エバーノートにタスク管理やGoogle カレンダー連携。新料金も

エバーノートは、機能を追加し、新プランもラインナップする新しい「Evernote」の提供を開始した。有料プランは月額680円~で、割安になる年払いも可能。

新機能として、早期アクセスを実施していたタスク機能を正式に提供する。ToDoと関連情報をノートの同じ場所で管理でき、管理作業を効率化できる。ほかのEvernoteのユーザーにタスクを割り当てることも可能で、Evernoteを使っていないユーザーに対してメールでタスクを割り当てる機能も実装される予定。

有料プランではGoogle カレンダーと連携する機能が新たに提供される。予定とノートがリンクし、スケジュールに関するノートを作成する、探すといった作業をシームレスに行なえる。

ホーム画面は新機能のタスクとカレンダーに対応。ノート、ToDo、カレンダーを1カ所で確認できる。カスタマイズも可能で、同じウィジェットを複数表示することも可能。

プランは無料のFreeのほかに、パワーユーザー向けのPersonal、ハイエンドなProfessional、チームでの利用を想定したTeams(旧Business)の合計4種類。利用料は、Personalが月額680円、Professionalが月額850円、Teamsが1人につき月額1,100円。一部は年払いも可能で、Personalは年額5,800円(月額483円相当)、Professionalは年額8,500円(月額708円相当)となる。

既存ユーザーのプランは、「ベーシック」は名称がFreeに変更され移行する。「プラス」はタスク機能が加わり、登録を解除しない限り同じ内容で利用を継続できるが、新規には選べないプランになる。旧料金の「プレミアム」もタスク機能が加わり、利用を継続できるが、新規には選べないプランになる。最新料金で利用していた「プレミアム」は、料金はそのままで、新しいPersonalに自動的に移行する。「Business」は名称がTeamsになり、料金はそのままで利用を継続でき、新機能が加わる。

改善点として、ブール演算子など高度な検索オプションの追加、ノート・ノートブックのPDF出力に対応する。また一括エクスポート、インポートフォルダ、クイックスイッチャーといった“レガシー機能”を復活させている。