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無印の収納ボックスがピッタリ。パナソニックが壁面収納家具を刷新

「CUBIOS」夫婦で在宅勤務ができるリモートワークスペース(イメージ)、参考価格:約93万円

パナソニックは、在宅ワークや効率的な家事などの新しい暮らし方に対応する壁面収納家具「CUBIOS」(キュビオス)シリーズを10月1日に発売する。8月7日から汐留のショールームで、8月中には全国のショールームで展示を開始する。新築やリフォーム事業者を通じて販売する商品で、詳細なカスタムオーダーが可能。参考価格は、テレビに対応するリビング向け壁面収納が約39万円、ワークスペース向けが約93万円など。

薄型テレビの普及に合わせ2003年に発売したリビング向けの壁面収納家具「キュビオス」を刷新。リビングにワークスペースを確保したい、家事をスキマ時間に効率よくこなしたい、といった現在のニーズにあわせて、さまざまに提案できるようにした。

サイズはミリ単位でオーダーでき、背板のあり・なしを選択可能。扉は10種類、ユニットは5種類の柄を用意する。棚の内寸高さは327mmと従来製品より27mm高くしたことで、A4の書類だけでなくA4対応の「収納ボックス」といった市販の収納用品をそのまま置けるようになった。

無印良品と連携、無印良品の収納用品を使って綺麗に収納できるという点も訴求していく。パナソニックのショールームの展示などで無印良品の収納用品を使った例を展示するほか、無印良品のサポート・相談窓口のMUJI Supportでも、キュビオスを使った収納の提案を行なっていく。

無印良品の収納用品がきれいに収まる

棚板は厚さ25mmで、耐荷重は20kg。追加の棚板は32mmピッチで場所を変更できる。方立(縦)の厚さも棚板と同じ25mmで、すっきりとした外観になっている。コードを通す穴や内部配線用の仕様も設けており、家電製品の設置やスティック型掃除機の収納にも対応している。

壁面に金具で固定する耐震仕様で、ドアのロックも耐震仕様に変更できる。このほか方立構造を採用したことで施工時間も短縮できるという。

Webサイトではプランニングソフトも公開しており、収納グッズを入れた状態も含めて、完成イメージを3Dで直感的に把握できるようになっている。

パナソニックでは、キュビオスでさまざまな組み合わせが可能として、リビングを夫婦で利用できるリモートワークスペースに変えるプランや、ランドリールームに収納を加えるプラン、リビングのテレビプランなどさまざまな例を提案している。また、小規模オフィスや店舗、待合室などではインテリアの木質化が進んでいるとし、非住宅分野でもキュビオスを展開していく方針。

洗濯から収納までできるランドリールーム(イメージ)、参考価格:約55万円
オフィス(イメージ)、参考価格:約98万円