国内最大の無印良品、春日井市最大の商業施設「iias春日井」にオープン

良品計画は、国内最大の売場面積の無印良品を、10月22日に開業する愛知県春日井市最大の商業施設「iias(イーアス)春日井」に出店する。規模は1フロアで約1,650坪。「商品受取ロッカー」も設置する。

特徴は、インテリアアドバイザーが常駐する「体感型の収納売場」、“屋台”が並ぶ日用品売場「朝市大通り」、地域住民・商売・行政が集う「中央広場」の3つ。

収納売場では、収納のコツを集めたモデルルームを展開し、常駐するインテリアアドバイザーが一人ひとりに合わせた収納プランを提案。無印良品のすべての収納用品を試すことができる。また無印良品としては初となる、オリジナルのラベル印字サービスを導入。購入商品に好きな文字やイラストを無料で印字する。

朝市大通りは街の朝市をイメージし、日用品を通常の什器ではなく“屋台”に並べて展開。客と店舗スタッフが日常生活にまつわる様々な会話をする、朝市のように活気のある空間を目指す。

中央広場は、地域住民と、地元の商売や行政活動をつなぐ「かすがい(鎹)」となる店舗を目指し、イベントなどを行なうスペースとして展開する。

イベントは、春日井市や病院、学校、NPO、ボランティアなどと連携し、防災、健康、子育て、環境に関連する内容を予定。また、災害への啓発活動として、春日井市の災害の特徴を周知するため、ハザードマップや良品計画が提案する備えの情報「いつものもしも」の春日井版ドリルを配布する。

また、地域の農業振興や物流課題の解決を図る取り組みの一環として、愛知県内の野菜や果物などを販売。中部地区初となる「キッチンカウンター」も導入し、調理のポイントやレシピなどを紹介する実演やライブ配信を行なう。地域の食品・特産品の販売やワークショップなどを行なうイベント「つながる市」も定期的に開催する。

店内および店外には、非接触・非対面で商品の受け取りができる「商品受取ロッカー」を設置。インターネット注文で店頭受け取りを指定した商品や、店頭で取り寄せを指定した商品を受け取れる。無印良品としては初となる、冷凍冷蔵ロッカーも店内に用意する。

そのほか、店内には無印良品の衣料品、本やCD・DVD、家庭で食べきれない食品などを回収する「回収ボックス」を設置。回収した衣料品は、服の原料などにリサイクルするほか、染め直しなどの加工を行ない「ReMUJI」として再販売する。

本やCD・DVDは協業する事業者が査定し、その金額に基づいた金額分の絵本を春日井市立の保育施設に寄付する。食品・調味料などはボランティア団体と連携して福祉施設や団体に配布する。

出店フロアは1階。iias春日井の所在地は愛知県春日井市六軒屋町字東丘22で、「ザ・モール春日井店Part 1」跡地にて開業する。