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カシオ×アシックスのランナーアプリがApple Watchに対応。「Runmetrix」

カシオ計算機は、ランナー向けパーソナルコーチングアプリ「Runmetrix(ランメトリックス)」をアップデートした。新たに専用G-SHOCK以外の同社製Wear OS搭載スマートウォッチやApple Watch連携が可能になる。

Runmetrixは、カシオとアシックスが共同で開発したランナー向けのパーソナルコーチングサービス。アプリとモーションセンサーのデバイスを使って、ランナー一人一人の目的やレベルに合わせて、フォームの改善点や練習プログラムなどを提供する。1月のリリース以降、アプリのダウンロード数は16,000を超えている。モーションセンサー「CMT-S20R-AS」の価格は14,080円。また、専用G-SHOCKセット「GSR-H1000AS-SET」(57,200円)も発売されている。

従来、Runmetrixに対応した時計は、専用モデルのG-SHOCK「GSR-H1000AS」だけだったが、新たにカシオのWear OS by Google搭載のスマートウオッチ「GSW-H1000」「WSD-F20」「WSD-F21HR」「WSD-F30」と、Apple Watch(Series 2以降)に対応。これらのスマートウォッチで、モーションセンサーの計測開始・停止やランニング指標の手元での確認が可能になる。

モーションセンサーとBluetoothでペアリングし、ランニング時にスマートウオッチの画面にリアルタイムでピッチやストライド、接地時間などの計測データを表示。計測データを確認しながら、フォームを意識して改善したり、その日の身体の調子に合わせて走れるようになる。

Runmetrixで計測した走行日時、走行距離、走行時間、平均ペース、消費カロリー、位置情報、心拍データは、アシックスのフィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper」に転送し、確認できる。

また、新たにユーザーから要望の高かった音声ガイド機能を追加。スマートフォンを介し、イヤフォンを利用して、ランニング中に走行距離、平均ペース、ピッチ、ストライドに関するデータを音声で確認できる。