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ローソン、AIが値引きを推奨。食品ロス削減で

値引き販売の様子

ローソンは、食品ロスの削減に向けて、店舗ごとにAIで値引き額を算出・推奨する取り組みを発表した。22日から東北の一部店舗で実験が開始されており、結果を踏まえて、2023年度中に全店での導入を目指す。

今回の取り組みは、店舗ごとにその日の在庫数などの状況に応じた値引き額をAIが推奨し、該当の商品に値引きシールを貼って販売できるというもの。消費期限が短く食品ロスの発生リスクが比較的高い、弁当、おにぎり、寿司、調理パンのカテゴリーが対象。

ローソンは設立当初からPOSレジに値引きキーを用意するなど店舗独自の値引き販売を可能にしているが、これまで対象商品や値引き額は店舗ごとの判断で、経験に頼る部分が大きかったという。今回の取り組みでは、AIを活用し簡単に効果的な値引き販売を行なえるようにする。

値引き推奨画面