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ローソン、惣菜の新シリーズ「マチのデリ」。小容量で複数買いやすく

ローソンは、惣菜シリーズ「マチのデリ」を、6月22日より関東・近畿の1都2府4県にて順次展開する。小容量が特徴で、ちょっとずつ自由に組み合わせて食べたいというニーズに応える。

展開エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県で、これらの都府県の全店舗のうちの約2割にあたる約1,200店舗で取り扱う。

マチのデリでは、サラダ7品、軽食2品、フライドフーズ3品をラインアップし、価格は120円から330円。小容量サイズにすることで、特に女性における、自分の好きなものをちょっとずつ自由に組み合わせて食べたいというニーズに応える。

展開エリアは、リモートワークや飲食店の時短営業など外食機会が減る中で、家での手料理に時間も手間もかけられないというニーズが多い都市エリアを選定。店舗については、展開エリアの中でも特に不満や課題を抱えた女性が多くいる商圏を持った個店をデータから特定し、約1,200店舗を選定している。

商品の陳列方法も最適化を図り、見やすく取りやすい大型のアイランド型什器、明るい装飾・ライティング、デパ地下を参考にしたディスプレイ陳列などを導入した専用売場を設ける。

価格は、おにぎりやサンドイッチなども含めて買い合わせた合計金額が、昼は600円~700円、夜は800円~1,000円程度になるよう設定したという。

キービジュアルでは種類の多さやおいしさを表現。店舗ではマチのデリを展開していることがわかるよう、ポスターやのぼりなどを掲げるほか、Webサイトではアイコンを表示。店舗の商圏内ではポスティングによる周知も行なう。

ローソンでは2020年に、マチのデリのような商品を作って、実店舗で実験を実施しており、結果としてサラダやフライドフードの売上が30%アップ。利用者の評価も高かったという。展開店舗での売上はこれらの結果から、サラダ類で30%アップ、フライドフードなどの惣菜で20%アップを見込む。