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キャリア4社、マイナンバーカード申請など無料のスマホ講習会

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社は、総務省デジタル活用支援推進事業の実施団体として、マイナンバーカードの取得方法など、無料の講習会を全国で実施する。

総務省が「デジタル格差」の解消を目的として推進するもので、主に、デジタル活用に不安のある高齢者向けとして、各社の店舗やオンラインによって実施する講習会。内容はマイナンバーカードの申請方法やマイナポータルの活用方法、オンライン診療の利用方法、オンライン行政手続など、ニーズの高い内容を中心に行なっていく。

NTTドコモは、6月10日より、全国642店舗のドコモショップで無料の「ドコモスマホ教室」を実施。6月10日から「マイナンバーカードの申請方法」を実施し、その他の内容についても順次行なっていく。利用には、ドコモスマホ教室Webサイトから、希望するドコモショップでの予約が必要。ドコモスマホ教室は、同社が従来から行なっているサービスで、高齢者を中心にスマートフォンの扱い方などを教える講習会。オンラインでの参加も可能。

KDDIは、auショップを中心に6月から実施。実施店舗やスケジュールなどはホームページで公開している。

ソフトバンクは、ソフトバンクショップ約1,050店と、千葉県及び名古屋市の指定公共施設で教室を6月10日から実施する。対面及びオンラインで行ない、ソフトバンクショップでは、従来からある「スマホアドバイザー」によるスマホ教室のカリキュラムに、新たな講座を追加して実施。公共施設では、総務省指定の研修を受け、デジタル活用支援員として認定されているソフトバンク社員がセミナー講師として実施する。

楽天モバイルは、オンラインでは6月7日、店舗では7月12日より順次開始。楽天モバイル公式サイトや「楽天シニア」アプリから予約できる。楽天シニアは同社が従来より運営する、ヘルスアプリの活用方法を中心にスマートフォンの扱い方を学ぶ健康促進サービス。