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TOTO、スマホでトイレの混雑が分かるIoT活用の管理システム

TOTOは、IoTを活用した「パブリックレストルーム設備管理サポートシステム」を6月より発売する。

利用者向けの「空き状況表示サービス」と、施設管理者向けの「設備管理サポートサービス」を提供。空き状況表示サービスでは利用者がトイレの混雑状況などをサイネージやスマートフォンであらかじめ確認できる。

設備管理サポートサービスは、器具とインターネットをつなぎ、リアルタイムでの不具合に対するアラートや、蓄積データを活用した、効率的な維持管理サポートを実現。ウォシュレットの温度変更など、器具の設定を遠隔で一括して操作できるほか、「長時間利用アラート」、水石鹸のタンク残量を知らせる「補充アラート」などで業務効率化を支援する。利用回数などのデータを蓄積して、傾向を把握できる「利用実績レポート」も提供する。利用には対応する専用商品と月額利用料が必要。

これらにより、利用者側も故障したトイレや、水石鹸が不足していないかどうかなどをあらかじめ知ることができ、管理者側は、人の少ない時間帯を把握し、清掃などを効率良く行なえるようになる。