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イオン、「レジゴー」アプリ配信。自分のスマホでバーコードスキャン

イオンリテールは、スマホで商品のバーコードをスキャンして専用レジで会計をする「レジゴー」アプリiOS版を、4月22日から配信する。Android版は5月下旬予定。

イオンリテールでは2020年3月より、客自身がスマホを使って商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計をする、“レジに並ばない”“レジ待ち時間なし”を可能とする買物システム「レジゴー」を本格展開している。

利用には、従来は店舗に設置された専用のスマホを使用する必要があったが、アプリ配信により普段使用している端末でレジゴーの操作が可能になる。なお、レジゴー展開店舗はイオンリテール計32店舗、イオン東北の店舗を含め計35店舗。

レジゴーを展開しているイオンリテール店舗

また、精算機のタッチパネルは、指を近づけるだけで操作可能な非接触パネルを、レジゴー専用精算機から順次導入。4月16日グランドオープンの「イオンスタイル千葉みなと」で本格導入を開始し、4月末までにレジゴー導入店舗全店で導入する。セルフレジ、セミセルフレジのタッチパネルへの導入も検討する。

さらに、ゲートにかざすだけで会計確認が完了する「レジゴーゲート」の導入を拡大。これまでは会計後にレジ従業員がレジゴー端末を預かり、会計完了を確認していたが、レジゴーゲートではゲートに端末をかざすだけで完了の確認ができる。「ちゃんと会計が完了しているか不安」といった声に応えられるよう、完了後の画面は緑色で分かりやすく表示される。

レジゴーゲート導入店舗は15店舗で、4月末までにレジゴー展開の全店への導入を予定する。