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新長崎駅ビル'23年秋開業。新幹線新ルートに連動

新長崎駅ビル イメージ

JR九州が長崎駅開発に着工。「長崎駅高架下店舗」の2022年春開業、「新長崎駅ビル」の2023年秋開業に向けて、開発を進める。

長崎駅周辺では、秋に予定されるMICEの開業や、2022年秋の九州新幹線西九州ルートの開業をはじめとした、新しいまちづくりが進められている。JR九州では、そのまちづくりを進めるべく、長崎駅高架下店舗の新築工事に着工するとともに、新長崎駅ビルの開業を早めることとした。

長崎駅高架下店舗・新長崎駅ビル位置平面図

長崎駅高架下店舗では、長崎駅の改札口の正面に、地元を代表する土産や食品などの物販、ご当地グルメをはじめとした飲食店を導入する。延床面積は約4,400m2、営業面積は約2,200m2。店舗数は約50店舗を予定。

高架下店舗 外観イメージ・コンコースから
高架下店舗イメージ・東口駅前広場から

新長崎駅ビルは、長崎のランドマークとして、商業、ホテル、オフィス、駐車場などで構成。「新幹線開業を契機につくる国際観光都市長崎の陸の玄関口」をビジョンとする。

新長崎駅ビル イメージ

当初は2025年度開業を計画していたが、効率的な開発行程として工期を短縮し、2023年秋開業に繰り上げる。

延床面積は約102,000m2(既存建物含む約160,000m2)、13階建て、高さ60m。地上1階から4階および5階の一部が商業施設、7階から13階がホテルで客室数は約200室、5階と6階がオフィス。ホテルはマリオット・インターナショナルとの提携に向けて協議を進めている。

また新長崎駅ビルでは、環境負荷の軽減、新型コロナ対策、次世代のAI・ICTの導入などに取り組む。

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