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Google Chrome、脆弱なパスワードを見つけて変更できる機能

GoogleはChromeのバージョン88において、脆弱なパスワードを見つけて対応できる、パスワード保護機能を追加した。PC版とiOS版に対応、Android版は近日中に対応予定。

ChromeではWebをブラウズするときに、1クリックでパスワードを作成、記憶、自動入力できる機能を従来より備えている。ログインした後、パスワードが侵害されていた場合は警告が表示されるほか、Chromeの設定からパスワードをチェックできる。

バージョン88では、パスワードをさらに細かく管理できる機能を追加。プロフィール画像の下にある鍵アイコンをクリックするか、アドレスバーに「chrome://settings/passwords」と入力し、パスワードを確認することで、脆弱なパスワードを見つけ、そのページからパスワードを変更できる。

なお、Chromeの安全確認は、毎週1,400万回利用されており、2020年に安全確認などの改善を導入した結果、Chromeに保存した認証情報の侵害は37%減少したという。