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ALSOK、解錠に指紋認証が必要なICカード。貸し借り不可

ALSOKは、指紋認証機能を搭載した非接触ICカード「ALSOK指紋認証カード」を、2月8日より販売開始する。カードリーダーにかざす際には、登録した指紋をカードに当てなければ解錠できない。

カードの貸し借りによる成りすましやカード紛失時の悪用回避が可能。カード使用時は、非接触ICカード裏面の指紋認証部に登録した指を当てながらカードリーダーにかざす。指紋登録は、パソコンに専用の指紋登録装置を接続して行なう。

ICカード自体に指紋認証装置を内蔵しており、事前に登録した人だけが利用可能。指紋を登録した人以外はカードを利用できないことから、カードの不正な貸し借りを防止できる。

また、指紋認証装置を導入することなくICカード+指紋認証が実現できることから、特に扉数が多い場合、指紋認証装置と比べて導入費用を抑えられるとしている。

販売価格は、ALSOK指紋認証カードが6,800円/枚、指紋登録装置が3,000円/台、指紋登録ソフトウェアが5,000円/個(すべて税別)。販売対象はデータセンター、金融機関、工場、インフラ関連施設、医療機関、自治体など。出荷時期は4月予定。

対応装置は、「機械警備サービス・出入管理システム 非接触カードリーダー FE-891A」、「鍵保管箱 KM-E583A」など。対応装置は今後拡大予定。

対応装置(例)