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メルカリ、売れた後の梱包・配送をおまかせする「あとよろメルカリ便」

メルカリは、売れる前の商品の保管と、売れたあとの梱包・発送を代行する配送サービス「あとよろメルカリ便」を12月8日より開始する。iOSアプリから開始し、順次拡大していく。

あとよろメルカリ便は、メルカリに出品した商品を、ユーザーがまとめて倉庫に配送し、その後商品が売れるまでの商品保管と売れたあとの梱包・発送作業を提携業者が担当するサービス。2020年2月から試験運用してきたが、すぐに倉庫に送れるため、出品するだけで、売れなくても部屋が片付くことや、複数商品の梱包・発送を代行する需要の高さなどが確認され、本格サービス展開を決めた。提携業者はオープンロジ。

料金はネコポスが260円(税込、以下同)、宅急便コンパクトが480円、宅急便が950円~1,800円(60サイズから180サイズ)。最大30品まで登録可能。縦・横・高さの合計が140cmを超える商品、食品や飲料、香水のカテゴリーに当てはまる商品は受け付けできない。

ユーザーは、メルカリアプリの出品画面「あとよろメルカリ便を利用する」から申し込み、預けたい商品を一箱にまとめ、集荷依頼。発送中は、商品が自動で公開停止になる。倉庫から、預けた商品の確認写真が届くため、登録商品と合っているか確認し、紐付け作業をすると再出品が完了する。

売れた商品は、倉庫スタッフが梱包し、購入者に発送する。なお、倉庫における保管期限は最大2カ月。2カ月以内に売れなかった商品は返送され、返却配送料は980円。